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録音したままの歌声をそのままCDにしたり配信はしないのが業界の常識
ボーカルは通常レーコーディングのあとエフェクト処理します。
- 音量調節・・・・ミキシング
- ピッチ調整・・・・音程が外れているのを修正
- コンプレッサー・・・・音が必要以上に大きくなったり、小さくなったりするのを調節する。ガタガタの砂利道をアスファルトで舗装する感じです。
きれいに聴きやすくやすくするということです。これは当たり前のように行われています。しかし音質という点では、加工した歌声ということになります。生でそのまま聴いたのとは違う音になります。CDの音では整っていてきれいですが、ライブで聴いたときのような臨場感、熱量は感じられません。だから人はライブに行くのだと思います。
そこで今回は、あなたのすぐとなりで歌ったみたいな状態になるように楽曲を完成させてみました。
産地直送ボーカル

産直ボーカルと名付けました。素材を活かし手を加えずクッキングするのです。熱を加えたり、油で揚げたりせず。味付けも薄く素材のフレーバーを愉しんででいただきたいのです。
ボーカルの立場でいうと、素材そのままですからごまかしも効かず怖いことでもあります。あとで修正しないのですから。
業界の常識破り
モデルの写真だってフォトショで修正するのが当たり前、スマホの写真でも美肌モードで修正でしょ。そんな世の中だからあえて逆に行ってみました。みんなが右なら私は左っとね。
エフェクト修正しない代わりボリューム調整には時間をかけました。 ボリューム調整じたいでは音質は変わらないわけです。

上の図で緑のグラフのようになっているのは歌を聴きながらマウスでクリックし線を描いていきます。音割れ(ピーキング)しないように試行錯誤しながらです。これが時間がかかる。忍耐!って感じですが、完成したときは嬉しいです。
完成した動画を【Tetoria】という新チャンネルで公開しました。よろしかったら視てくださいね。
公開したばかりのチャンネルですので登録者もいませんし、いいねもあまりないです。良かったらでいいので応援のほどよろしくお願いいたします。
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