ゲーム喫茶で事件勃発!

ゲーム喫茶で事件勃発
ゲーム喫茶で事件勃発
ガガルネ

30年ほど前位だったと思うけどゲーム喫茶が一斉風靡した時代があっんだ。歌舞伎町も当時一面ゲーム喫茶だらけだった。簡単にいうとギャンブル(賭博)喫茶のことだよ。

Sponsored Link

バイトのお誘いを受ける

大学生の時、高校の同級生からあるバイトに誘われた。その同級生の兄がバイトをしていたのだが歌舞伎町のホストに転職するのでその喫茶店をやめるのだという。
時給を聞くと、喫茶店の割には高額だった。時給につられて仕事を承諾した。私は簡単な面接の後、あっさりと採用された。

初出勤

初出勤の日。普通のカフェのイメージを抱いていた。ところが店内に入るとびっくり。ポーカーなどのゲーム機器が並んでいたのだ。ちょっとヤバい臭いがしたが、もうここでバイトすると決めてしまったので週3から4日位出勤することにした。

予想と違った…

当時のゲーム喫茶の仕組みはこうだった。
お客さんが、任意の金額をゲーム機器に入金する。ゲーム機の基本構造は100円玉で入れていく仕組みだ。客は画面上でポーカーゲームを行い駆け引きしていく。大きく勝てば「ベット」という点数が獲得できる。
ギャンブル喫茶というわけだ。
ここまでは合法だ。

ゲーセン感覚ではなかった

ところが、来る客は100円玉でチマチマ賭ける人はいない。「これで」と店員に万札を数枚渡す。受け取った店員はゲーム機を鍵で開け、貰った分のベットを入力する。その店のマスターはこの作業はバイトには一切やらせず自分で仕切っていた。
客は負けるとそのベットを失う(スる)。勝つとベット数に応じて、現金に変えられる。パチンコ屋みたいな仕組みだ。

法律はわからないが、万札で入金する事と換金することは違法らしい。

客層は多様性社会の先取りか!?


客はヤ○○らしきお客さん、景気の良い内装屋、普通のサラリーマンや仕事不明な人達だった。


20万円突っ込んだお客さんは、ゲームに勝ち50万円勝ったりする。でも勝ったお客さんはまた必ずきて勝負して負けたり勝ったりを繰り返す。札束が飛び交う。パチンコ屋に通う人の金額の比ではない。警察官が見ていたら即刻逮捕らしい。


「大きく勝った人はまた来る。ここに店の勝機がある」

何かここにギャンブル心理学の法則を感じる。結局元締め、つまりお店が儲かるのだ。

Sponsored Link

私の仕事


私の仕事は、注文を聞き、コーヒーを入れたり、パスタを茹でたり軽食も作っていた。私はギャンブルには一切興味がなかったし、そこで働いたからといって賭博をやりたいとも思わなかった。

客と仲良くなる

ある時、その店の常連のサラリーマンに飲みに誘われた。個人的にもかなり仲良くなっていたのだった。居酒屋でその人は私に「勝てる秘密があるんでしょ。教えてよー」と何度も頼まれた。「そんなのないですよ」と言っても「またまた」と言って諦めてくれない。
「ギャンブルなんてやめた方が良いよ」と喉のところまででかかった。

バイトが休みの日 店は治外法権か!?


同僚の同じ歳の女の子から聞いた話に驚いた。「私が仕事の日にヤクザらしい人が来て、『変な奴がこの店に来たらこの銃でぶっ放してやる!』って拳銃をチラチラ見せていたの」
えっ!マジ〜? やっぱヤバいなこの店とその時思いました。私は直接見ていないので真意はわからないが、そんなジョークが言える雰囲気の店ではないガチだと思った。

まさにドラマでみた風景


2人組の屈強な男が店に入ってきた。見かけ上、その筋系の方達と思った。
「ちょっと通報があったんで、うちらも調べなきゃならないからごめんな。ちょっといいかな」新宿署か四谷署か忘れたが、刑事だった。

マスターは急にペコペコし出した。


その喫茶のカウンターに2人の刑事に挟まれた形で座った。学生証を見せた。何を話したかはあまり覚えていないが短時間であっさりと終わった印象だった。

捜査の理由

その時わかったのが、その私の務める喫茶の常連客の1人が歌舞伎町の別のゲーム喫茶でポーカーに夢中になっているところを包丁で刺されて財布を盗られる事件があったのだ。
その常連客が刺した人物の横顔と私の横顔がよく似ていたと警察に通報したのだった。それを聞いて私は腑が煮え繰り返った。犯人と間違えられたのだ。


その時の私は実家暮らし、学生の割には高額の給料で稼いでいたし、借金もない。強盗する理由もないのだ。
その後、警察からは音沙汰なし。捜査はどうなったのだろうか。

取り調べその後

その半年後、例の常連客がノコノコと店にやってきた。私の顔を見て一瞬ドキッとした表情をした。内申動揺しているようだ。その顔を見た瞬間怒りを覚えたが客だしと思って我慢した。

お金と女


先程話題に出た同僚の女の子と2人での勤務の日。店が暇すぎた。当時マスターは70歳だったが肌がツヤツヤしてエロい話が好きだった。基本的に金と女にしか興味はないタイプだ。
そのマスターが「今日暇だからお前ら2人、そこのラブホテルにいってエッチしてこい!」「金を渡すから」
えっ!絶句! そんな事言われてもねーと2人で顔を見合わせた。

「あとで給料から引いとくからよ~」だって。

退職後


そんなこんなの事件の連続だったが私は勤務一年も経たずに退職した。
その後、店は1年ほど経営を続けてから閉店した。前からマスターは言っていた「長くやれないんだよ。警察はバカじゃないある期間したら摘発するんだよ」
その後噂に聞いた。マスターは儲かって横浜にビルを建てたと。凄いなそんなに儲かっていたんだ!


まともに生きている人は稼げないよなぁ〜

Sponsored Link

内容がよかったらみんなにSNSでシェアしてね!